大阪府立環境農林水産総合研究所

 

飛ばないナミテントウ幼虫とコレマンアブラバチ成虫の放飼による半促成栽培ナスのアブラムシ密度の長期抑制の検討:天敵温存植物・スイートアリッサムと代替餌・アルテミア耐久卵の併用

タイトル

飛ばないナミテントウ幼虫とコレマンアブラバチ成虫の放飼による半促成栽培ナスのアブラムシ密度の長期抑制の検討:天敵温存植物・スイートアリッサムと代替餌・アルテミア耐久卵の併用
 

著者名

金子 修治

 

掲載誌

関西病虫研報, 2018, 60: 55-59

 

ハイライト

  • 半促成ナス栽培で、天敵温存植物*1・代替餌*2を設置した条件で2種の天敵を放飼し、アブラムシ類の密度の推移を調査した。

  • 飛ばないナミテントウ(2・3齢幼虫)の3回放飼とコレマンアブラバチ成虫の2回放飼により、アブラムシ類(モモアカアブラムシ主体)は4月下旬~7月下旬の期間、低密度に維持された。

 

*1:天敵の棲む場所として、あるいは天敵が増殖することを目的に栽培する植物。ここでは、害虫(アブラムシ類)の天敵(ナミテントウ)を維持するためのスイートアリッサムが天敵温存植物。
*2:天敵の餌が少ない状況でも、天敵を維持できるように与える餌。ここでは、ナミテントウを維持するためのアルテミア耐久卵が代替餌。
 

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