大阪府立環境農林水産総合研究所

 

天王寺蕪の根こぶ病に対するおとり植物および各種資材の防除効果

タイトル

天王寺蕪の根こぶ病に対するおとり植物および各種資材の防除効果

 

著者名

西岡 輝美、他3名

 

掲載誌

関西病虫研報, 2018, 60: 95-97(短報)

 

ハイライト

  • 化学農薬を用いない根こぶ病*1の防除方法として、おとり植物*2と土壌改良資材の有効性を天王寺蕪(かぶら)*3で検討した。

  • おとり植物として田辺大根*3を用いて、根こぶ病の発生を抑制できる可能性が示された。

  • 土壌改良資材(てんろ苦土石灰)により、根こぶ病の発病を顕著に抑制できることが確認された。

 

*1:根こぶ病菌の感染により、地上部が萎凋・枯死するアブラナ科の難防除土壌病害。
*2:根こぶ病菌に感染しても発病しない植物。葉ダイコンなど。土壌中の根こぶ病菌密度を減らすことができる。
*3:なにわの伝統野菜。

 

リンク先(外部リンク)

 

お問い合わせ

食と農の研究部 防除グループ

[TEL]072-979-7037

[FAX]072-956-9691