大阪府立環境農林水産総合研究所

[水産][報道]イカナゴ新子(しんこ)漁況予報を発表しました

公開日 2022年02月17日

  大阪湾の春の風物詩、イカナゴ漁の今年の漁況見通しを発表します。

 

「今年の大阪湾における漁開始時のイカナゴしんこの資源量は昨年並みか昨年をやや上回る程度と予測され、近年と同様に極めて少ない状況が続いていると考えらます。また、2月下旬から3月上旬時点でのしんこの大きさは、昨年並みでしょう。」

 

 

大阪湾で操業する漁業者は、毎年、イカナゴの資源量や成長に応じて解禁日や禁漁日を決めて操業を行っています。

当研究所では毎年、1月から大阪湾におけるイカナゴの仔魚の出現状況、水温、季節風の状況などのデータを集め、資源量や成長等の予測を行い、これをまとめた漁況予報は解禁日等を決めるための基礎資料として活用されています。

今年度は1月6日以降で3回の調査を実施し、結果をまとめ、別紙のとおり「イカナゴしんこ漁況予報」として発表します。

 

※イカナゴは主に12月下旬から1月上旬に卵を産みます。生まれてから約2ヶ月、3から4センチメートルに育ったイカナゴを「しんこ」と呼んでいます。

 

 

添付資料

 

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