公開日 2022年09月10日
環農水研では、大阪特産の泉州水なすでの研究成果をもとに、家庭でもできる漬け置き調理で生食よりGABAが摂れる水なすの「GABA増しレシピ」を開発・紹介しています。
GABA増しレシピとは・・
1日20ミリグラムの継続摂取で高めの血圧の低下、1回28ミリグラムの摂取で仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感の軽減等さまざまな機能性が報告されている機能性関与成分GABA。泉州水なすはGABAを豊富に含みます(1本可食部150グラムあたり平均38ミリグラム)。さらに、グルタミン酸を含む調味料を用い、なすがもつ酵素(グルタミン酸脱炭酸酵素)の反応温度や時間を考慮した調理をすることで、料理中のGABA含有量を増加させることができます。
「GABA増しレシピ」では、1食あたりの調理前の生なすと、漬け置き後のなすを調味料ごと分析し、GABA量が2倍以上に増えていることを確認しました。
水なすの新しい食べ方提案!
環農水研では、大阪成蹊大学との共同開発レシピ・一般社団法人味付けアドバイザー協会との共同開発レシピ・オリジナルレシピとして、現在8品のレシピをクックパッドやレシピカードにて公開しています。おいしくて、GABAもとれる水なすの新しい食べ方を、ぜひお楽しみください!