大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[農林]赤色の「虹の雫」がつくりやすくなりました!

公開日 2025年05月23日

赤色の「虹の雫」がつくりやすくなりました!

環農水研が開発した大阪オリジナルぶどう「虹の雫」は 、栽培条件(収穫期の夜温等)により果皮色が変化するのが特徴です。どの果皮色の「虹の雫」も糖度約20度でとても甘く、果皮色によって異なる香りを楽しむことができます。

しかし、赤色の「虹の雫」は雨よけ栽培でつくりにくいという難点がありました。
そこで環農水研では、これを解決するために、ぶどうの果皮の着色を促進する植物成長調節剤であるアブサップ液剤(住友化学(株)の登録商標)の適用拡大のための調査研究に取組み、2025年3月12日付で適用拡大が登録されました。
*雨よけ栽培:天井のみをビニルシートで被覆したハウスを使って、雨が作物に直接当たらないように栽培する方法


栽培農家さん向けに、使用方法について分かりやすくまとめた案内を作成しました。

虹の雫「品種名ポンタ」でアブサップ液剤の適用拡大!

 

「虹の雫」は府内の直売所等で購入することができます。ぜひご賞味ください。
「虹の雫」販売所マップは大阪府ホームぺージをご確認ください。

環農水研では、今後も「虹の雫」のブランド化を推進するために、様々な調査研究を行っていきます。

 

関連リンク

 
ページ上部へ移動する