大阪湾で遊ぶ・学ぶ
大阪湾で遊ぶ・学ぶ
- 観察するのはいつがいいですか?
- どこに行けば観察しやすいですか?
- 観察には何が必要ですか?
- 観察するときに注意することはありますか?
- どんな所に生き物はいますか?
- 生き物の名前はどうやって調べるのですか?
Q.渚(なぎさ)の生物観察の方法を教えて下さい
A.
<答え>
大潮の干潮時(潮が一番引いた時)が最もいいです。特に春(4~6月)の大潮は、気候もよく、昼によく潮が引くので観察に最適です (秋の大潮は夜間に大きく潮が引きます)。いつどれくらい潮が引くかは、新聞に載っていますので、参考にして下さい。
<答え>
岩礁、砂浜、河口で、観察しやすい場所は、次の通りです。
岩礁 |
岬町長崎(長松)海岸、岬町豊国崎、岬町明神崎。大阪府ではないですが、和歌山市加太の城ヶ崎と田倉崎も観察しやすい場所です。 |
---|---|
砂浜 |
阪南市尾崎港南西側の砂浜、阪南市西鳥取漁港南西側の人工砂浜 |
河口 |
大阪市淀川(新淀川)、阪南市男里川、岬町東川 |
<答え>
服装 |
長そで、長ズボン(ケガ予防のため) |
---|---|
靴 |
長靴またはぬれてもよいズック靴(岩礁はすべりやすい) |
手袋 |
軍手(ケガ予防のため),帽子:あった方がよい(日射病予防のため) |
採集道具 |
ピンセット、いそ金、サンプルびん、バケツ、ビニ-ル袋 |
観察道具 |
ル-ペ、図鑑類、筆記具、カメラ |
<答え>
潮時をよく確認する。
岩の上はすべりやすいので、走りまわらない。
カキなどのカラで手や指を切らないようにする。
日射病にならないよう気を付ける。
危険な生き物に気を付ける(岩礁には、まれにハオコゼ[赤い小さな魚]、ゴンズイがいます)。
関連情報ページ:Q&A/海の危険な生き物は?
<質問5>どんな所に生き物がいますか?
<答え>
目に付く所にいるのは全体のごく一部です。たいていの生き物は、次のような所にかくれています。
岩礁 |
石の裏側、岩の割れ目やへこみ、他の生き物の陰、砂利の間 |
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砂浜 |
砂の中 |
河口のカニ類 |
砂泥中の巣穴、石の下や岩のすき間 |
<質問6>生き物の名前はどうやって調べるのですか?
<答え>
図鑑や専門書で調べます。ただ、なかなか難しい場合もあるので、ある程度、経験が必要です。がんばって下さい。おすすめの本は以下の通りです。
海藻類 |
学研生物図鑑「海藻」(学習研究社) |
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海岸動物全般 |
原色検索日本海岸動物図鑑[Ⅰ],[Ⅱ](保育社) |
軟体動物 |
日本近海産貝類図鑑(東海大学出版会) |
大型甲殻類 |
原色日本大型甲殻類図鑑(Ⅰ),(Ⅱ)(保育社) |
魚類 |
日本産魚類検索全種の同定第二版(東海大学出版会) |
Q.水産技術センター、栽培センターを見学したいのだけれど?
A.水産技術センター、栽培センターでは平日の午前9時30分から午後4時の間に見学することができます。個人の場合、1階の展示コーナーは自由に見学していただけます。栽培センターについては係りに申し出ていただければ見学できますが、時期(魚に病気が出たり、水槽の工事をしている場合など)によってはお断りする場合もありますのでご了承ください。団体の場合は事前に見学の申し込みが必要です。見学申し込みについては電話による受付のほか、インターネットでも受け付けております。
詳しくは、当ホームページの見学案内のページをご覧下さい。