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トンボ
シオカラトンボ

生物多様性センターではアオモンイトトンボについで個体数が多いトンボです。成熟したオスは黒化して、胸部や腹部に白粉をまとう。 この白粉を塩にみたてて”シオカラ”の名前がついています。メスや未成熟個体は白粉はなく、黄褐色の地に黒色の斑紋があり ”ムギワラトンボ”(※1)と俗に呼ばれます。産卵(※2)はメスが水面に腹部を打ちつけて行いますが、この時水をはじいて卵を前方の物や 植物にくっつけるようにします。オスは産卵の間、他のオスがメスに近づかないように見張りをしています。幼虫(※3)は泥の多いと ころにいるためか、体の毛が発達しています。よく似た種類にはオオシオカラトンボ(※4)やコフキトンボなどがいます。

(※1)”ムギワラトンボ”

(※2)産卵

(※3)幼虫

(※4)オオシオカラトンボ
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