淡水魚図鑑(外来種)
魚類
ソウギョ
本種は、コイ科に属し、原産地はアジア大陸東部。日本へは明治期にハクレン、コクレンなどとともに、 食糧増産の目的で導入された。大きいものは全長1mに達する.河川の下流域やそれに連結する水路・湖沼などに 生息する。現在では全国の湖沼・河川に分布しているが、繁殖には流程の長い河川が必要であるため、再生産し ている場所はほとんどない。岸よりで生息し、植物を食べる。そのため、除草目的で放流されることも多いが、生態系への影響が大きい。生態系被害防止外来種リストにより、「その他の総合対策外来種」に指定されている。