公開日 2014年03月10日
淀川水系には、昔から数多くの種類の魚や貝、植物が生息してきましたが、外来魚や外来植物の繁殖により、イタセンパラなどの在来魚が絶滅の危機にあります。
このため、ブルーギルやブラックバスなどの外来魚、ナガエツルノゲイトウなどの外来植物の駆除を実施し、城北ワンドの自然環境の保全・回復に取り組んでいます。駆除した数は、ブラックバスやブルーギルは55,000尾、ナガエツルノゲイトウは230,000kgにのぼります。
平成23年には、在来種のタナゴ類の稚魚が、昨年度に比べ、著しく増加し、天然記念物イタセンパラ等在来種の復活に明るい兆しが見えてきました。
当研究所では、「淀川にイタセンパラを!」合言葉に、淀川の自然再生に取り組む府民参加型の社会実験を予定しています。

駆除した外来魚

外来植物の駆除作業