公開日 2020年09月18日
7月25日からスタートした「在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?」クエストも残り約2週間となりました。
2020年の8月の大阪は猛暑日が20回、熱帯夜は30回記録され、屋外での観察は大変厳しい暑さでしたが、1500件以上の投稿をいただきました。
クエスト対象種のアプリ内の簡易集計方法はこちら→(アプリ簡易集計の方法[PNG:266KB])
9月に入り少し暑さも和らぎ、季節の変わり目で観察される生き物が変化するかもしれませんね。
残り少ないクエスト期間ですが「在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?」への新しい情報、お待ちしております。
皆様からお寄せいただいた情報は、生き物たちの住処を守るために活用させていただきます。
※ クエスト参加のご注意
*野外観察では熱中症にお気を付けください
*3密を避けてお楽しみください
★★在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?クエスト中間報告!第2弾★★
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投稿の多い生き物は?
引き続きクマゼミやアブラゼミに多くの報告をいただき、さらに、チョウやガの仲間は約90種の投稿をいただきました。チョウやガの仲間は飛翔距離が長く、「モンキアゲハ」や「クロマダラソテツシジミ」のように分布域を北上させている種類も含まれていますので、今後、詳細に分析したいと思います。
また、約30種の投稿があったトンボ類の中には冷水を好むヤゴもいるため、温暖化の影響が「ヤゴ」に表れていないか、注視して分析をすすめます。
モンキアゲハ(大阪の自然情報より提供)
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希少種も報告いただいています!
大阪府レッドリストに記載されている生き物も33種報告されました。ヤマアカガエルや二ホンヒキガエルなどの貴重な生き物が引き続き観察できるように貴重な自然を守っていきたいですね。
<大阪府レッドリストについて>
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外来種は…?
特定外来生物に指定されているヌートリアが何件か報告されており、農業被害が心配されます。「オオクチバス」、「ウシガエル」、「クビアカツヤカミキリ」等の特定外来生物の情報も引き続き募集しています。
<クビアカツヤカミキリについてはこちら>
「在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?」の終了(9月30日)まで、残り僅か!
ラストスパートで投稿をよろしくお願いいたします。
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