公開日 2022年06月13日
令和4年6月1日(水曜日)に今年度1回目の緑化技術研修会を開催しました。
「大阪のサクラを守ろう!クビアカツヤカミキリの生態と防除対策」と題し、生物多様性センターの山本優一副主査より、クビアカツヤカミキリの防除対策の基本となる本種の判別方法、生態に関する最新の知見とともに、農薬などによる効果的な防除方法について講演を行いました。
今回もオンラインで開催したところ、当日は205名以上と多くの方にご覧いただきました。
開会時の様子
講演では、クビアカツヤカミキリの形態的特徴や生態を説明した後、被害の分布状況や幼虫の出すフラスの見分け方について、詳しく解説を行いました。
また、成虫の捕殺や分散防止のためのネット巻き、農薬の散布方法、注意点等について、最新の知見を基に解説しました。
講演時の様子
最後に、環農水研で公表している「クビアカツヤカミキリ被害対策の手引書(2021年3月)」および「モモ・ウメにおけるクビアカツヤカミキリ防除マニュアル(2022年4月)」についても紹介を行い、講演を終了しました。
質疑応答では、若木での被害の有無、農薬の樹幹散布やネット巻きによる防除対策、市民参加型の被害分布調査などについてご質問をいただきました。
その後、生物多様性センターの平松和也センター長より挨拶を行い、研修会は閉会となりました。
閉会時の様子
なお、参加者からの以下のような感想やご意見をいただきました。
●クビアカツヤカミキリの知識がない状態で参加しましたが、非常に分かりやすい説明で理解が深まりました。ありがとうございました。
●分かりやすくスライド等がまとまっていて非常に分かりやすかったです。
●クビアカツヤカミキリのことがよく分かりました。地域のサクラが約900本ありますので、注意しながら見ていきたいと思います。
●今度調査に行くので参考になりました。
●木に巻いたネットが破られることはないのかなと疑問だったので、破られることもあること、余裕を持たせてネットを巻くのがいいことなど、勉強になりました。
●このような有意義な研修会を開催いただきありがとうございます。撲滅まで力を合わせて取り組んでください。
今回、研修会に参加できなかった方にもご視聴いただきたいことと、当日の参加者から多数のご要望をいただいたことから、YouTube環農水研チャンネルにて令和4年8月31日(水曜日)まで見逃し配信することとなりました。クビアカツヤカミキリからサクラを守るため、ぜひご活用ください。
添付資料
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生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)
担当:土井・石井
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