公開日 2024年06月13日
環農水研は大阪府とともに、去る6月5日(水曜日)に現地会場とオンラインのハイブリッド形式で研修会を開催しました。
当日は現地会場85名、オンライン145名と多くの方にご参加いただきました。
まずは、大阪府みどり推進室みどり企画課の田子多正貴技師より、大阪府の取組について説明を行いました。
次に、大阪環農水研生物多様性センターの山本優一主査より、『クビアカツヤカミキリの生態・被害判定・防除技術』と題して講義を行いました。
その後、現地会場の参加者は、現地研修を行いました。
ネット巻きの研修では、生物多様性センターの石井亘グループリーダーよりネットの種類や巻き方などの注意点について、実物をみながら解説を行いました。
樹幹散布の研修では、山本優一主査が実際に農薬の散布機に水を入れて散布する様子を実演しました。どの部分にどのくらい散布するのか、といった具体的な点まで学んでいただきました。
参加者からは多数の質問があり、盛況のうちに終了いたしました。
今回の研修会に参加できなかった方にも広くご視聴いただきたいことから、9月2日(月曜日)まで期間限定ですが、YouTube環農水研チャンネルにて配信します。
クビアカツヤカミキリからサクラ等を守るため、ご活用ください。
- 公開期間:令和6年9月2日(月曜日)まで
- 令和6年度1回 緑化技術研修会の動画はこちら
- 本研修会でも使用した「クビアカツヤカミキリ被害対策の手引書」はコチラ
- 生物多様性センターでは、企画展「今こそ知りたい クビアカツヤカミキリ研究の最前線」を2024年8月9日(金曜日)まで開催しています。 ぜひ足をお運びください。
■お問い合わせはこちら
生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)
担当:土井裕介・石井亘
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229