大阪府立環境農林水産総合研究所

 

試験・研究を依頼したい

 当研究所の多様な人材と広大なフィールドを活かし、農業、水産、食品加工など様々な分野の研究を行っています。

受託試験・研究

  • 業者などから委託を受けて調査研究を行います。
    (実験室だけでなく、農場や水槽などを活かした調査研究が可能です。)
  • 研究所は受託研究終了時に研究成果報告書をお渡しします。
  • データ等は環農水研の名義使用許可を得て、パンフレット等にもご利用いただけます。
料金
有料(研究内容及び期間によって異なります。)
料金は実験用消耗品、光熱水費などを積算 します。担当研究員にご相談ください。
特許
当研究所との共同出願になります。
  • 事例紹介
銀を利用した病害防除資材の開発
銀を利用した病害防除資材の開発

三島光産(株)

高い殺菌作用と安全性を持つ「銀」を利用した養液栽培や植物工場用の抗菌資材を共同開発。「オクトクロス」の商品名で、銀を有効成分とする初めての農薬として農薬登録(農林水産省登録20950号)。

食品製造副産物の家畜飼料へのリサイクル
食品製造副産物の家畜飼料へのリサイクル

(有)大興

乾燥麺や野菜くずと豆腐粕を材料とし、市販の配合飼料と乳量や乳質の成績が同等の乳牛用発酵飼料を共同開発。府内酪農家からは保存性、嗜好性に優れていると好評。

水なす漬液の浸透促進技術の開発
水なす漬液の浸透促進技術の開発

堺共同漬物(株)

水なす漬で問題となっていた部分的な色むらや褐変を軽減する全く新たな方法としてもみ殻による漬け込み前処理技術を開発。
確実かつ簡便、ローコストな手法として普及。

共同研究

  • 事業者と当研究所が共通の研究テーマを設け、文部科学省や農林水産省など国の競争的研究資金に応募し、産学官の強みを発揮した研究を行います。
特許
当研究所との共同出願になります。
  • 事例紹介
直売所での切り花需要に応える品質保持技術の開発
直売所での切り花需要に応える品質保持技術の開発

クリザール・ジャパン(株)、京都府立大学、(独)農研機構近畿中国四国農業研究センター、兵庫県立農林水産技術総合センター、 和歌山県農林水産総合技術センター、奈良県農業総合センター、大阪府南河内農と緑の総合事務所

直売所向け切り花の開花日調節技術と開花液を共同開発、また直売所での花傷みを抑制するバケットを開発。

ホエーを主原料に和牛用粉ミルクの開発
ホエーを主原料に和牛用粉ミルクの開発

中部飼料(株)、京都大学大学院、兵庫県立農林水産技術総合センター、京都府農林水産技術センター、 奈良県畜産技術センター、滋賀県畜産技術振興センター

チーズの製造副産物であるホエー(乳清)を主原料に、和牛子牛に適した新しい代用乳(粉ミルク)を共同開発。全国で発売開始。

抗菌メッキ技術の農業分野での利用法の開発
抗菌メッキ技術の農業分野での利用法の開発

(株)神戸製鋼所、森村商事(株)

抗菌性ニッケル系の合金メッキ技術「ケニファイン」の農業分野での応用の可能性を実証。

株元送風システムによる葉菜類の生育改善・病害抑制技術の開発
株元送風システムによる葉菜類の生育改善・病害抑制技術の開発

(株)日本医化器械製作所、大阪府立大学

葉菜類(シュンギク、ホウレンソウ等)の株元への送風によって強制換気し、除湿する装置を共同開発。病害を抑制し生育を改善。

家鴨(あひる)「大阪種」の開発と加工食品の開発
家鴨(あひる)「大阪種」の開発と加工食品の開発

タケダハム(株)、(株)鳥白本店、(株)鳥芳

当研究所では、外国品種よりも皮下脂肪が5%以上低いヘルシーな肉用家鴨(アヒル)の大阪種を開発。「大阪種」の利用と普及を促進するため、燻製やローストなどの加工品の開発も支援。

「大阪ウメビーフ」ブランドの開発
「大阪ウメビーフ」ブランドの開発

チョーヤ梅酒(株)、(一社)大阪府畜産会

梅酒醸造後の漬け梅を肉牛の肥育用飼料とする技術体系を共同で確立。漬け梅を与えた牛で「大阪ウメビーフ」ブランドとして普及を支援。

もっと知りたい方はお問合せください