放射能モニタリング調査
農産物の安全情報(放射能モニタリング調査)
当所では、独立行政法人農業環境技術研究所が毎年行っている「米麦の放射能調査」に協力しています。
この調査は、文部科学省から農林水産省に移管された委託事業として昭和32年から行われているもので、環境監視を行って放射性物質の種類や量の変化を確認しています。
米の放射能調査の結果
食とみどり技術センター(羽曳野市)で栽培された米を、(独)農業環境技術研究所で分析した結果、放射性ヨウ素(I-131)、放射性セシウム(Cs-134、137)ともに、検出されませんでした。
米の分析結果 (単位:Bq/kg)
採取日 | 種別 | I-131 | Cs-134 | Cs-137 |
---|---|---|---|---|
平成23年9月27日 | 玄米(キヌヒカリ) | 検出せず | 検出せず | 検出せず |
平成23年10月21日 | 玄米(ヒノヒカリ) | 検出せず | 検出せず | 検出せず |
- 分析法:玄米2リットル(1.8kg)をゲルマニウム半導体検出器で測定
- 測定時間:34時間
- 分析機関:(独)農業環境技術研究所
--------------------------------------------------------------------------------
大阪府立公衆衛生研究所でも文部科学省からの委託を受け、昭和35年より「環境放射能水準調査事業」を実施しており、大阪府内で生産された野菜(たまねぎ)と牛乳(原乳)についても放射性物質の検査を行っています。分析結果は大阪府立公衆衛生研究所ホームページに掲載されています。
■お問い合わせはこちら
食の安全研究部 園芸グループ
[TEL]072-958-6551(代表)
[FAX]072-956-9691