大阪府立環境農林水産総合研究所

 

(邦題) 大阪湾におけるカタクチイワシ シラス期の成長と環境の関係

タイトル

Relationships between the daily growth rate of Japanese anchovy Engraulis japonicus larvae and environmental factors in Osaka Bay, Seto Inland Sea, Japan


(邦題) 大阪湾におけるカタクチイワシ シラス期の成長と環境の関係

 

著者名

山本 圭吾、他2名

 

掲載誌

Fisheries Science, 2018, 84(2):373–383

 

ハイライト

  • 大阪湾のカタクチイワシ シラス期の成長率と環境要因の関係を調べた。
  • 耳石日周輪*の調査から、海水温23℃でもっとも成長率が高かったことが分かった。
  • 23℃を超える高温時の成長停滞の要因は、餌不足・溶存酸素低下などが考えられた。

 

*:耳石(じせき)は脊椎動物の体内で形成される生物鉱物の1種で、体の成長とともに耳石径も伸長する。そのため、一定の時間間隔で木の年輪のような同心円が形成される。カタクチイワシでは1日1本形成されることが分かっており、日周輪と呼ばれる。

 

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