大阪府立環境農林水産総合研究所

 

大阪湾において8~10月に出現したウシノシタ科稚魚3種の形態と分布

タイトル

大阪湾において8~10月に出現したウシノシタ科稚魚3種の形態と分布

 

著者名

大美 博昭、他2名

 

掲載誌

水産海洋研究, 2017, 81(4): 284-292

 

ハイライト

  • 大阪湾で8~10月に採集されたウシノシタ科*1稚魚の形態と分布を調査した。

  • 鰭条数*2の違いからイヌノシタを識別でき、さらに頭頂から左眼や口の後端までの長さの違いなどからアカシタビラメとゲンコを識別できることを明らかにした。

  • ゲンコ稚魚の形態は本研究で初めて明らかになった。

  • 3種のウシノシタ科稚魚には、大阪湾内における分布場所・分布時期に違いがあることを明らかにした。

 

 

*1:瀬戸内海では主要な漁獲対象となっている。シタビラメとも呼ばれ、白身で美味。
*2:鰭条数(きじょうすう)。鰭(ひれ)にあるスジの数のこと。
 

リンク先(外部リンク)

  • なし

 

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