大阪湾における背伸長鰭条を2本有するウシノシタ科仔魚の形態と識別
タイトル
大阪湾における背伸長鰭条を2本有するウシノシタ科仔魚の形態と識別
(英題) Morphology and distinguishing characteristics of cynoglossid larvae with double elongated dorsal rays in Osaka Bay, Japan
著者名
大美 博昭、山本 圭吾、他1名
掲載誌
プランクトン学会報, 2019, 66(1):11-18
ハイライト
- 大阪湾で採集されたウシノシタ科*1仔魚*2を調べ、形態が異なる3 種が含まれることを明らかにした。
- 形態的特徴などから3 種をイヌノシタ、アカシタビラメ、ゲンコと判断した。本研究により、これまで不明だったゲンコ仔魚の形態を初めて明らかにした。また、他2種の仔魚の形態について先行研究と異なる点や見解を示した。
*1:瀬戸内海では主要な漁獲対象となっている。シタビラメとも呼ばれ、白身で美味。
*2:仔魚(しぎょ)。魚の成長段階を示す用語。主に、卵からふ化した後、鰭(ひれ)が形成されるまでの間。
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