公開日 2021年03月24日
3月17日(水)、環農水研では泉州農と緑の総合事務所と連携し、泉州地域の農林漁業者を対象に、販路開拓や事業連携に繋がる実践型研修会として食品事業者との交流会を開催しました。
交流会では、まず、大阪産(もん)の活用促進に向けた事例紹介を行いました。一般社団法人味付けアドバイザー協会代表の魚森清恵氏から、高校生と食品企業のコラボによる商品開発、コロナ禍で始めた宅配×オンライン料理教室の取組を通し、商品開発におけるコンセプトや柔軟な発想の重要性をお話しいただきました。
続く農林漁業者によるPRタイムでは、商品だけでなく、農林漁業者自身や経営の特長も含めたアピールを行いました。VAM OFFICE代表の販売戦略コーディネーター 楠本秀利氏との対話形式で進めることで、より興味深い情報、魅力が伝わる内容になりました。
参加農林漁業者からは、「コロナ禍でも新しくできることはたくさんあることを知れた。」「アピールするのがとても難しかった。皆さんのアピール方法を見てとても勉強になった。」「たくさんの企業の人に興味をもって話しかけていただいてありがたかったです。」等の声が、参加食品事業者からは、「説明が非常にわかりやすかった。」「様々な業種の方と新しいものを何か生み出せないかと話すことができた。」等の声が聞かれました。
本交流会での出会いから、新しい取引、商品開発に発展することを期待しています。
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食と農の研究部 食品グループ
担当:宮原、西田
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