公開日 2021年08月06日
北摂地域でいちご生産に取り組む生産者を中心に、冷凍いちごを使った商品開発を検討する声が高まりつつあることから、環農水研では北部農と緑の総合事務所と連携し、7月28日(水曜日)、「冷凍いちご」を使ったジャムづくりを例とした衛生管理と製造を学ぶ標記研修会を開催しました。
研修会では、大阪府堺市で大阪産(もん)の果物等を使ったジャム等を製造販売されている有限会社千総の代表取締役の西辻宏道氏と同社工場長の田井翼氏をお招きし、加工食品(営業許可制度やHACCP制度の概要を含む)やジャムづくりを例とした衛生管理、商品開発のポイント等について講義いただいた後、冷凍いちごを使ったジャムの加工実習を行いました。
参加者からは「衛生管理と商品開発についてのポイントが理解しやすかった」、「専門的に取り組んでおられる方に詳しい話がきけてよかった」、「安定した製品を作るにはポイントがあることがわかった」、「HACCPについて考えるきっかけになった」等の声が聞かれ、商品開発にむけたきっかけ作りとなりました。
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食と農の研究部 食品グループ
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