公開日 2022年11月04日
環農水研では大阪府中部農と緑の総合事務所、柏原市、JA大阪中河内と連携し、OEMを活用した加工品づくりを学ぶ研修会を10月21日(金曜日)に開催しました。
講義では(株)瀧田農産加工研究所代表取締役社長の瀧田圭樹氏から、OEMを活用した加工品づくりについて、考え方、依頼にあたってのポイント、食品表示、関西近郊のOEM先の紹介、先進事例紹介、販売戦略等、幅広い観点で解説・提案いただきました。続く事例紹介ではなやファームの納家正弥氏より、なやファームの紹介と加工品づくりを始めた経緯、加工品づくりで楽しかったことや困ったこと努力を重ねながらも加工品づくりを続ける理由など、実経験にもとづくみかんの加工品づくりについて紹介をいただきました。
また、大阪府流通対策室や環農水研からは農山漁村発イノベーション等に役立つ事業や制度等の情報提供を行いました。
参加者からは「加工品をしてみたいけれど、何から手をつけたら良いのか悩んでいたが、よくわかった。」「加工品で儲けることは難しいということを再認識した。でも、何か自分の思いが実現することがあればやってみたいと思った。」「加工品づくりにはいろんな考え方があり、自分でどう決めるか次第だと感じた。」「事例発表は具体的な農作業から加工品作りまで身近でわかりやすかった。また、最後は自分だという言葉に納得した。」
等の声が聞かれました。今後、新たに大阪を代表する加工品が登場することを期待しています。
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食と農の研究部 食品グループ
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