公開日 2024年08月09日
環農水研では大阪府泉州農と緑の総合事務所と連携し、「乾燥農産物づくりの基本とポイント研修会」を8月5日に開催しました。
乾燥農産物づくりは簡単そうで難しいことから、食品乾燥機械、乾燥剤、包装機械を扱う事業者から基本とポイントの説明をいただきました。
参加者は乾燥した農産物を直売所に出荷している人が多く、会場の前に展示された食品乾燥機や真空包装機、事前に配布された様々な種類の乾燥剤を実際に目にしながら説明に聞き入っていました。研修終了後の個別相談会では、ニンニクなど臭いがきつい作物の後の乾燥はどうすればいいのか、ぶどうのシャインマスカットの乾燥がうまくできないがどうすればいいのかといった相談や糖漬けのセミドライ商品はどのようにして作るのか、切り干し大根に入れるシリカゲルの量はどれくらいがいいのかなど具体的な質問に講師から回答が行われました。
参加者からは、「機械導入の目安がついた。」「乾燥方法についての具体的な話を聞く時間がもう少しあれば、もっと良かった。」「乾燥剤の使用の注意点や選ぶポイントが理解できた。」「地域の活性化につなげたい。」といった感想が寄せられました。
研修会会場(浪切ホール) |
「乾燥果実・乾燥野菜の作り方」 |
「乾燥剤の基礎知識と使用方法」 |
「包装方法の紹介、真空包装機の実演」 |
研修会終了後の個別相談会 |
農山漁村発イノベーション対策事業 |
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食と農の研究部 食品グループ
担当:小野本、髙取、土井
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