公開日 2025年02月13日
環農水研では大阪府北部農と緑の総合事務所と連携し、2月4日に「いちご生産者の6次化勉強会(商品開発の考え方と加工技術)」を開催しました。
勉強会は、いちごの加工に取組んだことのない生産者にも焦点をあて、講義の後に乾燥や冷凍、簡単な加工品づくりの実演と実食、加工に必要な機器紹介を併せて実施しました。
講義では一般社団法人日本フードラボ&トレーニング協会の太地由美氏から製造加工における基礎知識や売れる商品づくりのポイント、乾燥と冷凍の手法と活用方法などについてお話しいただきました。
その後、ブラストチラーで急速冷凍したいちごと家庭用冷凍庫で冷凍したいちごの解凍前後の外観変化や解凍後の食感の違いの確認、3種類の乾燥段階のいちごの試食、いちごソースの製造実演等を実施しました。
加工用機器についてはホシザキ阪神株式会社から、リキッドフリーザー、真空包装機、乾燥機、粉砕機の紹介を、また、株式会社ナオミから充填機の紹介をいただきました。
参加者からは、「冷凍の仕方によって食感が異なり、適した用途も異なるということがわかった」「小規模農家でもスタートしやすい商品からぜひチャレンジしてみようと思った。」などの感想が寄せられました。
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あいさつ |
講義「商品開発の考え方と加工技術」 |
真空包装で保管された半生、セミドライ、 |
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乾燥機、粉砕機、真空包装機の紹介 |
充填機の実演 |
左:緩慢冷凍いちごの解凍(ドリップ多) |
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食と農の研究部 食品グループ
担当:小野本、土井
[TEL]072-958-6545
[FAX]072-956-9790