エコフィードは、食品製造副産物（パン屑、豆腐粕や野菜カット屑など）や、余剰食品（売れ残りのパンや弁当など）、調理過程等で発生する残さ等を利用して製造された家畜飼料のことで、「エコフィード認証制度」により認証されたものをいいます。

認証には、原材料の保管や製造工程、品質管理の規定の定めや、製品の栄養成分を把握していること、当所など飼料の安全性が確認できる機関での検証が必要になります。

豚の餌としての利用ですが、調理残さを多く用いた場合、油脂成分を多く含んでいることがあります。餌の脂肪の量が10％以上になると、豚の脂肪品質が通常よりやわらかくなる“軟脂”となる場合があり注意が必要です。

エコフィードを利用する場合は、個別に条件が異なりますので、当所をはじめ専門機関に相談し、適切な指導を受けることが基本です。