「食用及び飼料用カイコ/ミールワーム/イエバエ生産ガイドライン」の公開について
令和6年1月23日
昆虫ビジネス研究開発プラットフォーム(iBPF)
2013年にFAOが“Edible insects: future prospects for feed and food security”を公表したことをきっかけに、昆虫が人間用の食物(直接的にも、飼料を介して間接的にも)として注目されています。そこでiBPFでは、今後フードテック利用が期待される昆虫を対象とした「食用及び飼料用カイコ/ミールワーム/イエバエ」の安全性確保のための生産ガイドラインを策定・公開しました。
これらの生産において遵守すべき内容を、食品衛生・飼料安全に関する専門家、生産者等からの意見を基に、農林水産省が事務局を担う「フードテック官民協議会」における昆虫ビジネス研究開発ワーキングチームで検討し、iBPFが取りまとめました。「コオロギ生産ガイドライン(令和4年7月)」、「ミズアブ生産ガイドライン(令和5年2月)」に続く第3弾です。
先進国の中で昆虫を喫食する文化を持つ日本でのガイドライン作成が、各社の自主規制や管理体制により安全な商品を生み出すことに繋がり、さらに昆虫食文化を共有するアジアやアフリカへも波及していくことを期待しています。
参考:意見募集時のページ
■お問い合わせはこちら
昆虫ビジネス研究開発プラットフォーム事務局
地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所内
[TEL]072-958-6551(内589)
[FAX]072-956-9691