公開日 2022年12月15日
環農水研では大阪府泉州農と緑の総合事務所と連携し、生産現場からSDGsを考える情報交換会を11月25日(金曜日)に開催しました。
情報交換に先立ち(株)ロスゼロ代表の文美月氏、SHIGEN SANBI PROJECT 代表の本山喜之氏、フロント・バイツ代表の正岡悟氏の3名から未利用農産物を活用した商品づくりの事例とポイントについて紹介いただきました。その後、「泉州の生産現場から考える食品ロス」をテーマに、農林漁業者、食品関係事業者等18名で、情報交換を行いました。
また、大阪府流通対策室や環農水研から農山漁村発イノベーション等に役立つ事業や制度等の情報提供も行いました。
参加者からは、「食品ロスについて、互いの思いや課題をシェアできてよかった。」などの意見が寄せられました。また、情報交換会の進行を務める本山氏からは、「食品ロスについては何とかしたいという思いの事業者が多いが、何から始めればいいのかわからないことが多い。京都では、様々な事業者が参画するネットワークが発足し、食品ロスの削減につなげている。そうした仕組みが必要。」と総括されました。
環農水研では、令和5年度に未利用農林水産物を活用した商品開発を事業者の皆様と共に取組み、食品ロスの削減に寄与していく予定です。詳細は下記の(参考)をクリックしてください。
(参考)未利用農林水産物を活用した新商品開発を大阪環農水研が支援!令和5年度「テーマ設定型共同研究事業」の募集を開始します
募集期間 令和4年12月8日(木曜日)から令和5年2月28日(火曜日)まで
対象事業者 新商品・新技術開発に取り組む大阪府内に事業所を持つ農業・食品関連事業者等
■お問い合わせはこちら
食と農の研究部 食品グループ
担当:小野本、西田
[TEL]072-979-7063
[FAX]072-956-9691