大阪府立環境農林水産総合研究所

 

大阪湾底層DOプロジェクト・ラボラトリー

プロジェクト・ラボラトリーの紹介

大阪湾では、2022年12月に底層溶存酸素量(底層DO)に係る水域類型が指定され、湾奥部の環境基準が2.0 mg/L以上と定められました。しかし、湾奥部においては、特に夏季に、環境基準を下回る底層DOがしばしば観測されており、効果的な対策検討が求められています。このプロ・ラボでは、底層DO改善手法検討のための基礎資料の提供をめざし、環境調査グループ海域環境グループが協働して、底層DO低下の要因の一つとして考えられている底質による酸素消費量(SOD)の簡便な測定法の開発や大阪湾での実態把握に取組みます。

 代表者 森 育子

オリジナルコンテンツ

共同研究実績

  • [環境][水産][新規簡易測定法による大阪湾底質の酸素消費速度の水平分布および季節変動(東京都環境科学研究所他、2024)
  • [水産][環境]赤潮発生に必要な栄養基盤形成機構に海洋環境微生物の物質代謝が果たす役割の解明(岡山大学他、2021~2024)
  • [水産]内湾域における底曳網漁業による水柱への栄養塩供給機能の定量評価(大阪大学・大阪公立大学、2020~2022年)
  • [水産]埋立てに伴う地形改変が大阪湾内部生産有機物の堆積過程に与える影響評価(大阪大学、2017~2019)
 
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