本校の特色
農業大学校は、みどりと自然の豊かな羽曳野丘陵に総面積24万4千平方メートルの広大な敷地の中にある地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所に設けられた農業後継者や農業技術者の養成を行う教育・研修施設です。
令和2年、創立100周年を迎え、約2,000名の卒業生を大阪農業を盛り上げる農業経営者や農業技術者として送り出してきました。
幅広い視野から農業を考え、技術力と判断力、応用力を身に着けた農業経営者及び農業技術者を育成するため、長年農業現場で指導にあたってきた農業改良普及員や研究員、民間出身のベテラン講師陣により科学的かつ実践的な教育を行っています。
優れた技術開発や調査研究で実績をあげ、大阪農業の最新の課題に取り組む環農水研の研究部門と連携を図りながら、農業に関する専門的な知識・技術習得のための実践的な教育や研修を実施しています。
令和2年度入学生からは、これまでの「農業技術研鑽コース」、「農業実践コース」に加え、卒業後農業の即戦力となる担い手を育成するための「農業参入コース」を新設しました。「農業参入コース」では、長期の農家実習に加えて、農業大学校内ほ場のスマート農業ハウスの活用技術も習得し、大阪で農業に一番近い、実践重視の教育機関として、時代の変化に対応できる農業経営者や農業技術者の育成を目指しています。
スマート農業ハウス パソコンルーム
農業技術研鑽コース(環農水研の研究部門で卒業論文に取り組む2年生)
※本校は、学校教育法に基づく学校ではありません。
※本校では、畜産の実習は行っておりません。
※本校には、寮はありません。