大阪府立環境農林水産総合研究所

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環境農林水産 質問BOX(過去に寄せられたよくある質問)

農林/果樹に関するご質問

果樹のせん定について基本的な考え方を教えてほしい。

公開日 2014年03月10日

せん定は下記の目的に応じて行います。時期は一般に、落葉果樹では冬季に、常緑果樹では新梢の伸長が始まる前(大阪では3月ごろ)に行います。

せん定の目的
  • 果実のなりすぎを防ぐ
  • 樹全体に日光が当たるようにする
  • 収穫などの作業管理を行いやすくする
  • 病害虫が発生した枝を除去したり、発生を抑制する

 

せん定する枝

枯れた枝や、下図のような枝を切除することが基本となります。

 

せん定する枝

せん定の方法

基本的に枝葉が伸びた後を想定し、樹内部まで日光が当たるように整えていきます。
切り方には、不要な枝を枝の元から切る「間引き」と伸びた枝を途中で短く切り詰める「切り返し」があり、目的により使い分けます(下図参照)。

せん定の方法

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