公開日 2014年03月10日
露地の場合、一般的に1月に行います。
ブドウは主に棚で栽培し、枝の途中で切る切り返しせん定を中心に行いますが、残す枝の長さによって、長梢(ちょうしょう)せん定と短梢(たんしょう)せん定に分けられます。ここでは一般的な長梢せん定について説明します。
長梢せん定は主枝から伸びる結果母枝(果実がなる枝を出す元となる枝)を6~8芽程度残して切るせん定方法です。主枝の配置は、棚上からX型に見えるX型自然形整枝をするとよいでしょう。
結果母枝は3.3㎡あたり5本程度残します。春以降の枝の伸長を考え、枝が多くなりそうなところは間引きを行います
また、葉にまんべんなく光が当たるように枝を配置します。病害虫により枯れた枝や傷んだ枝は確実に切除します。