公開日 2014年03月10日
新芽の出る前の3月が適期です。
カンキツ類は実のたくさんなる、なり年と、不なり年が交互に来ます。
このためなり年の翌年は不なり年になるので、不要な枝を枝の元から切る間引きせん定を主体にし、花芽をできるだけ切り落とさない様にするか、せん定しません。
反対に不なり年の翌年は、なり年になるので花芽を減らして着果数を減らし、なりすぎを防ぐため、枝の途中で切る切り返しせん定を多めに行います(「Q1 果樹のせん定についての基本的な考え方」参照)。
実際のせん定作業にあたっては、樹齢や樹勢など、樹の様子をみてせん定の強さや方法を判断します。
また、徒長枝は切除し、樹全体に日光が当たるように枝を配置し、病害虫により枯れた枝や傷んだ枝は確実に切除します。