公開日 2014年03月10日
一般に要素欠乏症状として、葉脈間が黄色くなり、葉脈だけが緑色に残る「トラ葉」(マグネシウム欠乏)、果実の着色不良で、ゴマシオ状になる症状(マンガン欠乏)、葉の周辺が褐変し、裏側へカールしてくる症状(カリ欠乏)、果実にアンが入ったようになる「アン入り果」やエビのように曲がる「エビ果」(いずれもホウ素欠乏)などがあります。
いずれも総合微量要素肥料を施用します。
普段から堆肥など有機物を用いた「土づくり」を行うことで、微量要素欠乏を軽減(あるいは防ぐ)することができます。

「トラ葉」(マグネシウム欠乏)

ゴマシオ状になる症状(マンガン欠乏))

葉の周辺が褐変し、裏側へカールしてくる症状(カリ欠乏)

(「アン入り果」(ホウ素欠乏))
※写真は全て、「エコファイル(ブドウ)」大阪府中部農と緑の総合事務所農の普及課 平成17年12月発行より