大阪府立環境農林水産総合研究所

重要なお知らせ
2023年1月21日(土曜日)から環農水研ホームページのURLが変わりました
環境農林水産 質問BOX(過去に寄せられたよくある質問)

農林/果樹に関するご質問

ブドウなどで発生する生理障害について教えてほしい。

公開日 2014年03月10日

一般に要素欠乏症状として、葉脈間が黄色くなり、葉脈だけが緑色に残る「トラ葉」(マグネシウム欠乏)、果実の着色不良で、ゴマシオ状になる症状(マンガン欠乏)、葉の周辺が褐変し、裏側へカールしてくる症状(カリ欠乏)、果実にアンが入ったようになる「アン入り果」やエビのように曲がる「エビ果」(いずれもホウ素欠乏)などがあります。
いずれも総合微量要素肥料を施用します。
 普段から堆肥など有機物を用いた「土づくり」を行うことで、微量要素欠乏を軽減(あるいは防ぐ)することができます。

 
「トラ葉」(マグネシウム欠乏)
「トラ葉」(マグネシウム欠乏)
 
ゴマシオ状になる症状(マンガン欠乏))
ゴマシオ状になる症状(マンガン欠乏))
 
葉の周辺が褐変し、裏側へカールしてくる症状(カリ欠乏)
葉の周辺が褐変し、裏側へカールしてくる症状(カリ欠乏)
 
(「アン入り果」(ホウ素欠乏))
(「アン入り果」(ホウ素欠乏))
 
 

※写真は全て、「エコファイル(ブドウ)」大阪府中部農と緑の総合事務所農の普及課 平成17年12月発行より

 

 

研究成果検索